アセチルコリンサプリメントのもう一つの側面
①アセチルコリンにはニコチン様作用があり、これがやる気を出す源泉なのではないか。そしてこれは耐性がつきやすいのではないか。
②よくラセタム系スマートドラッグにおいてコリンサプリメントの有無が問われるがアニラセタムはコリン系サプリメントと相乗作用すると思う。
アセチルコリンにはムスカリン作用(副交感神経、リラックス作用)とニコチン作用
(神経伝達物質の増加、アドレナリンやアセチルコリン等含めた交感神経、副交感神経全体の強化)があり、DMAEやALCAR等のサプリメントはこれらを増強する。
ここから分かることはこれらの複数の作用があるため、人によっては眠くなったり、
効き目抜群と言った人も出てくるのではないかと考える。
ニコチン性作用こそがこれらの効果のメインだとするならばタバコなど同様耐性が発現する可能性も十分にあり得るのではないか?
また、ラセタムのうちアニラセタムはニコチン性α4β2の伝達を強化するため、相乗効果を発揮することが推測できる。
サプリで長生きする
①シトルリン、DMAE,セントロフェノキシンが寿命を延長する可能性がある
②最先端技術が出たとしても脳は一番最後になるため、それらの技術が発達するまで脳を保護する。(iPSとか)
③生存期間だけ見るならばビタミンD3も良い。1日2000IU、10000IUが限度。
④ラサギリンやシクロヘプタジン、ミルタザピン,ミアンセリン等も寿命を延ばす可能性があるが、副作用が強く常用できたものではない。やめておこう。
⑤メラトニンも良い。
シトルリンは男性機能、血管拡張だけでなくアンモニアの処理ができるため、脳、肝臓、腎臓と言った大事な臓器を保護してくれる。
糖尿病を抑えてくれる効果もある。
DMAEやセントロフェノキシンは抗酸化物質として脳内で働き、黒いしみであるリボフスチンを除去してくれる。
ビタミンD3はカルシウムの吸収率を上げ、生存期間を延長する。
ビタミンD3は論文をしっかり引用して説明してくれるexamin.comで大絶賛されているビタミン。
認知力の増大、免疫健康、骨の健康および幸福を含む広範囲の利益と関連している。 補充は、癌、心臓病、糖尿病および多発性硬化症のリスクも低減することができる。 ビタミンDが不足している人々は、補給後にテストステロンレベルが上昇することもあります。
と多様な作用がある。しかし過剰はなんでも毒であり、1日摂取量は守ろう。
抗酸化物質は逆に酸化を促進し体に害を与えるケースがあるが、メラトニンはそういうことはない。また興味深いことに肝臓でメラトニンはヒドロキシメラトニンに変化するがこれはメラトニンの数倍抗酸化作用がある。
線虫の研究でシクロヘプタジン、ミルタザピン,ミアンセリンが寿命延長効果を証明した。しかしこれらの薬が人間の長寿に関連するかは不明。
痛みと鎮痛の基礎知識 - Pain Relief ー抗うつ薬
これから間違いなく、不老不死になれる時代が来る。それまで生き延び、新しい時代を迎えたい。
セロトニンを増やせばうつが治る訳ではない
①セロトニンにはたくさんの作用があり、そのうちのいくつかは気分を悪化させる
②セロトニンのいらない作用を抑える成分は有効
③具体的に言うと抑肝散、ミルタザピン等の5-ht2c受容体を遮断する物質である。アゴメラチン。
④アグマチンはセロトニンを増やさずにセロトニンそのもの効果を増強する
セロトニンの作用のうち、5-ht2c受容体を介した作用はうつを悪化させる。SSRIを取って最初に気分が悪化したり、効くまでに効果がかかるのはこのせいだとされる。
自殺者の一部ではこの受容体が増えているという研究もある。
よってこの有害な作用を抑えることが重要となってくる。
・抑肝散 認知症状に用いられる有名な漢方。実はセロトニン拮抗作用を持つ。
欠点 甘草を含有するため偽アルドステロン症を引き起こす。値段も高い。
・ミルタザピン 様々な有益な作用を持つ薬。画期的といえる。セロトニンの拮抗に加え、かゆみ、吐き気を抑えたり、鎮静効果を持つ。
欠点 体重増加、酷い眠気が救いようがない。(とされる。まだ自分は試したことがない)
・アゴメラチン メラトニンに極めて似た構造を持ち、5-ht2c拮抗作用を持つ。睡眠のリズムを整える。
欠点 肝臓の機能を悪化させる。またナフタレン構造を持つため発ガン性があるかもしれない(少量なので問題がないのか?)吸収率が劣悪、国内でまだ使われておらず、高価である点。
Google 翻訳5-ht2c受容体の英語版wikipedia。日本版にはない詳しい解説が魅力的である。うつについての詳しい考察もある。
・アグマチン セロトニン拮抗だけでなく、難治性うつに有効なケタミンと同様の作用を持っている。また鎮痛薬の耐性を逆転させる。欠点は効果時間。これらの中では安いがそれでも高い。
セロトニンを増やさず、効果を増強するという独特の作用がある。
※2017年6月28日訂正
アグマチンにはセロトニン拮抗効果はなく、セロトニンを増やさずにセロトニンの効果を増強させるというのが本当だった模様。イミダゾリン受容体及びα2A受容体もこの効果に関与している。
その他サプリメント
①longjackは気分にいい。おすすめする。powdercityの後続がいないのでおすすめサイトがない。
②オクトパミンとシネフリンは危険なので使う場合は気をつける。
longjack
男性機能改善作用を期待したが、抗うつ、抗不安作用が強かった。男性機能の方は不明。味は苦く、どうしようもない。
オクトパミン
チロシンから体内合成されるアミン。興奮作用があるが血圧上昇作用があり、頭が張る感じがあるので使っていない。200mg前後。苦い。
シネフリン
オクトパミンからさらに合成される。上記よりも作用が強く、特に目と頭に来るので使っていない。興奮作用は強いがギンギン来るのでおすすめしない。カフェイン等との併用は絶対にやってはいけない。苦い。
ウリジン
うまい。後はわからない。