アルギニンで虫歯予防をする。実験してみた。
①50~100gの水道水にアルギニン1.0gにクエン酸を0.1-0.2g溶かして歯磨き液を作りフロス→電動歯ブラシ。
②虫歯菌を減らし口内細菌を調整することが知られている。
③フッ素よりも有効な可能性がある。
④実際にやると歯の粘りがとれてとても良い。
⑤今のところ治療してから継続数ヶ月虫歯ゼロ。数年以上持つか検証したい。
⑥重曹うがいが効かない人にも効く可能性がある。
アルギニン単体で磨くとあまりにも強いアルカリ性でのどがやられたり歯肉炎になることがある。
そのためにクエン酸で中和する。できれば中性になるように調整したほうがいいと思われていたが酸性でも効果があるとのことでクエン酸の量はアルカリ性でなければいいと思われる。
口内細菌がアルギニンを代謝してアンモニアを産生しプラーク(歯垢)内のPHを上昇させてしまう。その結果虫歯の原因のミュータンス菌が減ってしまう。
フッ素よりも有効であるばかりかフッ素と併用することで相乗作用が得られる可能性もある。
アルギニンは重曹などと異なりプラーク内部への浸透性が良い可能性がある。いままで重曹でうがいをしてきたものの虫歯になることが多かった。一方でアルギニンで磨くことは効果がありそうだ。
CPC等の歯垢殺菌薬の浸透性を高めるらしい。
追記:アルギニンはヘルペスウイルスに対して抑制的に働く可能性が示唆されており、以前のようなアルギニンはヘルペスの原因になるとは限らないようである。
参考文献