応急処置
①多くのスマートドラッグは吐き気を催す。吐き気止めが有効。向知性効果もなくなるが。
②視界が白くなる、耳鳴り、頭痛は血圧上昇の兆候。シトルリンとアルギニンで抑える。
吐き気はセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンの3種で発生するため、どうしても過量摂取で吐き気が発生する。吐き気は抗コリンか抗ドパミン、抗セロトニンで抑える。乗り物酔いの薬がいい。
ただし、乗り物酔いの薬は脳にも作用してパフォーマンスを低下させる。吐き気が出ない程度に運用し、このような薬はいざという時に使うのが良い。
血圧上昇の副作用は極めて危険で、そのまま失神すると終わる。血圧を下げるサプリの中で速攻性があるのはアルギニンとシトルリンのみである。メラトニンは無効だった。
チロシン・フェニルアラニン・カフェインは抗うつ薬との併用をしてはいけない。喘息のβ2刺激薬も同様。
シトルリンやアルギニンはバイアグラや狭心症の薬と併用すると異常な血圧低下が起こることがある。これも危険。
スマートドラッグの大きな問題点 ~血中濃度~
①多くのサプリメントは急激に濃度が上がり、そして急に下がるという致命的な欠点を抱えている。
②そのせいで、長時間作業等には極めて使いにくい。
③手間がかかるが少量を反復投与するといい
④シトルリンは腎臓でゆるやかにアルギニンに分解されるのでこの問題を解決している。
サプリを摂取すると効果が現れ、そしてすーっと引いていく。そんな経験があると思う。丁度いい状態を3時間くらい保って欲しいものだが、そうはいかない。
これは致命的な問題で、無駄な耐性を引き起こしたり、副作用をもたらす。
解決策としては少量を反復投与することだ。例としては
DMAE300mgを投与するのではなく、100mgを3回に分けて投与する。
もう一つは徐放加工をされているものを買うことだが、コストパフォーマンスが悪くなり、値段が上がる。
最後にシトルリン。これは例外で摂取すると長時間アルギニンを放出してくれるため、アルギニンやオルニチンを取るよりも長持ちさせることができる。
スマートドラッグ総評8 ~腸内環境改善系~
①vitacostの半額セールのprobioticsが良かった。
②これは個人差が激しいので安いのから試して合う合わないを探すといい。
③パンクラミンが口臭予防に良かった。
ビオフェルミン、ビオスリー、ミヤリサン
甘い。その後変な味。効果はあるがコスパが劣悪。
vitacost probiotics
そのまま買うと国内製品同様高い。bogoセールを狙うとコスパが良い。効かないなら国内産のほうがいい。
効かない。甘くておいしい。腸内環境改善にいいらしい。
イヌリン
甘くておいしいけど効かない。ダイエットにはいいと思う。腸内環境改善にいいらしい。
パンクラミン
舐めると口臭予防にいい。二酸化塩素や次亜塩素酸で治らない醜悪な臭いがなくなる。
薬物耐性の問題
①基本的には休薬しかない
例えばカフェイン。最初のうちに得られる多幸感、集中力は耐性が容易に発現する。
それに対しては日を空けて運用するのがベストだと思っている。
もう一つ考えているのは逆の作用を持つ物質を投与すること。
例えばメラトニンはノルアドレナリン、ドーパミンに対しわずかに抑制をかけるので、夜間にそれを投与することで耐性を抑える、逆転させるということができるかもしれない。
アグマチンはニコチン系アセチルコリンに対する抑制があるので、フェニルピラセタムやニコチン、ガランタミンの耐性に使えるかもしれない。
これらを夜間などの活動しない時間に投与して昼間の耐性を防ぐという方法を考えている。
しかしこれは夜間に本来得たいサプリと逆の効果をもたらすことになる。
全てに適応することは不可能だろう。
スマートドラッグ総評7 ~植物エキス系列、漢方~
①記憶向上を求めるならバコパをおすすめするが、効果発現は1ヶ月かかる。
男性性機能に対するネガティブな動物実験の論文があったため筆者は服用をやめている。
②抑肝散はよいものだが、高価。
飲んだ後鎮静効果がある。味はカプセルでしか飲んだことがないので不明。酷い味なのでカプセルで飲んだほうがいいらしい。
イチョウ葉エキス
よくわからない。味はこちらもカプセルなので不明。香りは好み。
こちらも不明。増毛、前立腺肥大予防等の作用があるらしい。味は不味い。苦い。(自分は予防的投与)
効果不明。強壮作用があるらしい。エナックとかいうサプリに入っているらしい強力な成分だそうだが・・・。たいしたことはなかった。
鎮静効果がわずかにある。
抑肝散
味は漢方なのでカンゾウの味。
抗うつ作用があり、元気になる。
夢を見る作用もある。実際二度寝の後に飲んだら明快な夢を見た。